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zoom RSS 川崎大師クラシックカーミーティングに行ってきました!!

<<   作成日時 : 2010/05/05 20:47   >>

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さて先月の17日、いつもは毎週土曜がバイトなのですが、この日は家族とメシ食いに行く
予定が出来たので休みにして、夜までど〜すんかなと思ってたら、ツイッターでお知り合いになった
BMWイセッタ300という、タマゴみたいな造形のとっても可愛らしいクラシックカー(57年製)に
お乗りになっている女性イラストレーター、のりたまこさんhttp://isetta1957.blog112.fc2.com/という方が、川崎大師の
イベントのクラシックカーミーティングに出るとの話を聞いたので、すっ飛んで行きました。

当日はちょっと寒かったのと、ミーティングが4時に終わるという結構ギリギリ(着いたのは3:30頃)
でしたが、会場は素晴らしい事になってましたね・・・
生憎、カメラの充電が不十分だった為にバッテリー切れかけの中撮影したので全部は撮れませんでしたが
国産、海外問わず素晴らしいクルマで一杯でした。

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今回実際に見るのは初めてのクルマ、フェラーリ365GT4/BBです。

重くて背の高い12気筒エンジンを
ミッドマウントした、いわゆる「スーパーカー」世代の代表的なクルマですね。これのミニチュアも持ってるくらい大好きだったんで、今回見れて感激です!!しかし現代のクルマと比べると、この時代のクルマはタイヤのプロファイルが別物です。スーパーカーの定番、ミシュランXWXを履いていましたがそのボリュームはまるでゴム風船のよう・・・ですが個人的には今の薄っぺらいゴムがホイールに張り付いてる
ようにしか見えない現代のタイヤより好きです!!性能は凄まじく劣るのでしょうがね(;^^


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続いてまたもスーパーカー世代のクルマ、ランチア・ストラトスです。

宇宙船みたいな異様なスタイリングですが、スタイル以上に変わってるのがその車体、
長さは軽自動車くらいしかないのに、横幅は2m近くもあります。一般的にはスーパーカーと認識
されてますが、このクルマは70年代、WRC(世界ラリー選手権)を勝つ為に作られたバリバリの戦闘機です。
短い全長は回頭性アップの為、異常に広い全幅は安定性確保の為、宇宙船のような曲面ガラスは
ラリーの視界確保の為と、デザインの全てが理にかなって作られています。
実際ストラトスは見かけだけのスーパーカーとは違い、WRCでランチアに3度の優勝をもたらし、
ワークス活動が終わった後もプライベーターの手で幾度も表彰台に上り、伝説のラリーカーの地位を
獲得しています。
実際にこのクルマをレーシングスピードで走らすと、前述の特徴の御陰で恐ろしくクイックな操縦性で
プロでもなければとても恐ろしい目に遭うそうですが、それを抜きにしてもこの実戦的ながらも
やる気の溢れたスタイリング、とてもカッコいいですね!!


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こちらは前に載せた2台とは違い、一般の人には普通のクラシックなオープンカーに見えますね。(と思います)

しかしてこのクルマの正体は本物のバケモノ、この小さいサイズの車体に7000cc、420馬力もの
フォード製V8をフロントに押し込んだ英米合作のマッスルカー、シェルビー・コブラ427です。
生い立ちはアメリカのレーサー、キャロル・シェルビーが「フェラーリをぶっ倒すアメリカ製スポーツカーが作りてえ」
と思ったのがきっかけになり、初代コブラ289が62年デビュー、その3年後、フェラーリワークスが不在だったとはいえルマン24時間レースで見事優勝、その次の年の為のリーサルウェポンが、この改良型「コブラ427」です。

結局、エンジン供給元のフォードの意向でレースに出る事は叶いませんでしたが、コブラ427は
当時国産車が100馬力ちょっとでヒーコラ言ってた時代に420馬力、最高速度220km以上を
叩き出したこのクルマは現代でも世界中にファンを持っています。何よりシェルビー本社が
未だにコブラの新車を製造をしているのが凄い!!
このうねったボディラインにぶっといタイヤ、暴力的な7リッターV8のサウンド、とんでもない迫力でした。
(しかもこの日は3台も集まりました)

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このスタイリングは割と見覚えの有る方もいるのではないでしょうか。そう、ポルシェです。
最初に製造された初代ポルシェ「356」です。

現代のポルシェ911も同じようなスタイリングですが、すでに50年以上前のこのクルマで
基本形は完成されてたんですね。車体の構成もリアエンジン、リアドライブでほぼそのままです。
それにしてもこのクルマは小さい!もちろんエンジンも小さいのでこうなるのは必然なのですが、
現代のポルシェを知っていると尚更コンパクトに見えます。
加えてこのクルマは当時のレーサー風に改造されてて、今すぐにでもレースに出れそうです。

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前のポルシェと似てますね。それもその筈、ベースのクルマを考えたのは同じポルシェ博士です。
このクルマはフォルクスワーゲン(以下VW)カルマン・ギア、VWの大ヒット作である、隣のビートルの
車体をオシャレなスポーツカーに仕立て直したクルマです。

車体を製造したのはビートルの改造オープンカー等を作っていたカルマン社、デザインは
イタリアの工房ギア社、二つの名前を取って「カルマン・ギア」です。
格好はとても良くなりましたが中身はビートルと丸々同じなのでそんなに速くはありません。
雰囲気スポーツカーという所でしょうか。ただ当時からポルシェは価格が高く、
こっちはビートルより少し高いとはいえ格好が似てて、しかもポルシェよりはダントツに安かったので
なかなかのヒット車となりました。
ビートルは改造すると凄まじく速くなるのでイジりたい人たちに人気で、どちらかというと
どこかしら改造したクルマが多いのですが、カルマン・ギアは中身が同じとはいえ
車体はビートルより大きく重いので、写真のように綺麗なフルノーマルの個体がよく残っています。

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こちらは外車に見えますが、れっきとした日本車です。
トヨタでも日産でもホンダでもなく、製造したのは現代ではトラックを作っているメーカーの日野、
デザインはイタリアのミケロッティが担当した、ちょっぴり変わった経歴を持つクルマの
日野コンテッサ1300クーペです。

60年代に日野の乗用車部門の業績が悪化して、結局コレが最後の日野製乗用車になってしまいましたが
日本車離れした洒落たスタイリング、同様にリアエンジンのこれまた日本車とは思えないメカで
非常に興味深いクルマです。日本ではどちらかというと当時、中高年向けの大人のGTカーという感じの
認識でしたが、輸出が行われていたアメリカでは日野のレース活動を担っていたピート・ブロックの
後押しで出場したスポーツカー選手権で優勝していたりと、なかなかのファイターだったりします。
この時のレーシング・コンテッサは今は日本に帰ってきて、近年クラシックカー・レースで
活動してる姿がよく見られます。

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これまた日本車、こっちはメジャー級の知名度ですね。
プロジェクトXでも取り上げられた現代も続くニッサンの傑作、フェアレディZ(S30型)です。

元来輸出を前提にしたクルマだけに、スタイリングと価格と性能のバランスが素晴らしく、
デビュー直後から日本はもとより世界中のレースで活躍しました。元々のスタイルも
十分にレースで機能していましたが、国内向けに更にレースを意識したカタログモデルとして
本来ライトの間にあったグリルを埋めるノーズを付けて、後部に高速での浮き上がりを抑える
スポイラーを付けて、太いタイヤを履かす為のオーバーフェンダーを付けて、
ついでに輸出用の大容量2400ccエンジンを載せた写真の240Zに進化しました。

当時S30型には最新鋭のレーシングカーと同じハイメカ2000ccを積んだ最強モデル、
Z432というモデルがありましたが、車体はベーシックのZと基本的に同じなので
レースで使う分には重く複雑なメカのエンジンがZの軽量さを殺してしまう上に、
整備、調整がとても面倒という事もあって、大容量ながら整備の簡単なエンジン、
買ってきたそのままの状態でワイドタイヤを履かせればレースにも対応出来る事から
240Zは当時の日本のレース界や走り屋にとても人気でした。
この時の人気もあって、現代においても普通のZをこの240Zルックに仕立てる人が沢山います。
(もしかしたら写真の個体も・・・)

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そしてこちらが、のりたまこさん所有の1957年製 BMWイセッタ300です。
うーんタマゴというか動物系というか、何とも可愛らしい!!

このクルマが生まれた時、BMWはちょっと前に出した高級車の売り上げがコケて経営不振に
陥ってました。当時のBMW4輪車部門のチーフがジュネーブのモーターショーに出かけた時、
イタリアのイソ社が出展していたこの奇妙なクルマを見つけました。
一応はタイヤが4個ありますが、ボンネットもトランクも無いタマゴ型ボディ、
ドアは何と前についており、ハンドルもメーターもドアと一緒にガバッと開く、
いわゆるクルマとスクーターのあいの子の「キャビンスクーター」なのです。
しかし「これこそが今のBMWには必要だ!」と、イソ社に掛け合ってライセンスや製造機械を
譲ってもらって作ったのがこのBMWイセッタです。
BMWはイソ社の設計した車体をほぼそのまま使いましたが、エンジンだけは当時作っていた
単気筒バイクの名車、R25のエンジンをスクーターと同じような強制空冷式に改造して載せました。
小さくて安いイセッタは戦後まだ経済が安定していないドイツの人々にも好評で、
大ヒットを記録してBMWの危機を救いました。更にアメリカやイギリスにも輸出され、
イギリスではこれを更にコピーした「トロージャン」等、様々な兄弟がいます。

のりたまこさんのイセッタは55年に改良されたイセッタ300のアメリカ輸出版になります。
青白の車体からご本人は「ドラ君」と可愛がられてました。
個人的に驚きなのはまだ20代の女性がこの50年以上前のクラシックカー、それも
簡易自動車のキャビンスクーターを現役バリバリで乗っている事です。

うーん・・・まだまだ日本も捨てた物じゃないですね!!ww
ついでにのりたまこさん、ドラ君以外にもロイヤル・エンフィールドという、
イギリスで50年前に製造された姿そのままのバイク(インドライセンス生産)をお持ちとの事です
(・・・凄い)。

今回このイベントを見てて思ったのは、良いクルマ、とくにこういう時代のクルマは
大体の人がいい笑顔で眺められてた事です。もちろん人によって気に入るポイントは様々でしょうが、
やれ「若者のクルマ離れ」だの何だので、ますます若い人とクルマの距離が広がりつつ有る現代の日本で、こういう場は貴重というかもっとあってもいいのでは、と思います。
クルマの価値観は持っている人やそのクルマの歴史を知ってる人が一番よくご存知だと思いますが、
それを抜きにしてこういった時代のクルマは、やっぱり中に人を喜ばせたり笑顔にさせたり、
驚かす何かがあるんじゃ無いのかな・・・と。

ああ、ただ中には価値まーったく判らないというか、物の扱い方しらない腐れDQNも見物客にいましたね。あれは高校生くらいでしょうか、他人のクルマだというのに素手でベタベタ触ったり、
「貧乏くせー」だの「くだらねえ」だのヘチマ垂れてました。
やっぱり前述の「若者のクルマ離れ」ってホントなんだなあとも思ったり。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ココは大師公園かい?

仕事場が近いんだけど、そんなコトやってるなんて情報入って来なかった〜
コータロー
2010/05/08 10:29
そうですそうです。他にも屋外ライブやってたり屋台がいっぱい出てたりで
面白かったですよ〜。文化の日に毎年やってるんだとか。
管理人
2010/05/09 09:06
へぇ〜

神奈川に10年も住んでるのに初めて知ったよ(笑)
コータロー
2010/05/09 11:26

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